大阪の極右幼稚園運営法人、小学校開設を準備

 大阪市淀川区で「教育勅語」や「五箇条のご誓文」暗唱など時代錯誤の教育をおこなっている極右幼稚園・塚本幼稚園幼児教育学園が、小学校開設をめざしているという記事が『産経新聞』(ウェブ版)に掲載されている。

 産経新聞2015年1月8日『安倍首相夫人・アッキーも感涙…園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園 「卒園後、子供たちが潰される」と小学校も運営へ』。産経新聞の記事は例によって、この極右幼稚園を肯定する側なので、読むときには注意が必要である。

 この極右幼稚園の時代錯誤的な教育方針については、2006年に共同通信で新聞報道されたことがある。

 またこれとは別に、関係者や支援者自身もこういう時代錯誤の方針を宣伝している。幼稚園のウェブサイトの「推薦者」のページでは、中山成彬・田母神俊雄・西村眞悟・竹田恒泰と、とりわけ過激な極右からのメッセージが紹介されている。

 産経新聞の記事によると、塚本幼稚園の運営法人は大阪府豊中市に私立小学校「瑞穂の國記念小學院」を設置する準備を進め、2016年4月の開校を目指しているという。

 幼稚園で極右教育をしても小学校に進学すると、一般の環境との違いから「卒園生が戸惑って不安を持つ。園で身につけたことが潰される」として、小学校も作ることにしたという。

 まったくもってとんでもない話である。むしろ極右教育で、民主主義社会における価値観・道徳観を否定し、子どもを潰しているのではないか。