上級生からの暴行で失明、上級生に賠償命令:福岡

 福岡県みやこ町立中学校2年だった男子生徒が2012年、校内で当時3年の上級生から暴行を受け右目を失明したとして、被害生徒と家族が加害生徒と町を訴えていた訴訟で、福岡地裁行橋支部は12月2日、加害生徒に約5200万円の損害賠償を命じる判決を出した。

 被害生徒は、校内の廊下で加害生徒から顔面を膝蹴りされるなどの暴行を受けたという。加害生徒は「顔には暴行していない」などと主張したが、裁判では目撃者の証言から、顔面への膝蹴りがあったと判断し、暴行と失明との因果関係があると認定した。

 一方で教師の注意義務違反を認めず、町への請求は棄却した。

 報道では最小限の事実のみを伝えているにすぎないが、日常的ないじめがあったのかどうかも気になる。また保護者側は「学校内で起きた事件なのに、学校側の責任が問われないのはおかしい」と不満を述べているという。学校の対応については詳細に報じられていないものの、どうだったかは気になるところではある。

(参考)
◎校内暴力:右目失明、上級生に5200万円賠償命令 福岡(毎日新聞 2014/12/3)