「体罰」で堺市立小学校教諭書類送検

 大阪府堺市立榎小学校(堺区)で2014年6月に発生した5年生男子児童への「体罰」事件について、大阪府警堺署は9月17日、担任だった男性教諭(41)を傷害容疑で書類送検した。

 事件は2014年6月21日に発生した。この男児が床に落としたプリントを乱雑に取り上げたように見えたとして立腹した教諭は、児童の後頭部を平手でたたくなどの暴行を加えた。

 男児ははずみで机の角に顔面を強打し、額を切るケガを負った。事件後学校を休みがちになり、2学期以降は体調不良を訴えて入院しているという。教諭は7月に担任を外れ、9月以降は研修を受けているという。

 教諭は「体罰」事件について、「床に落としたプリントを乱雑に拾ったことに立腹した」と容疑を認めているという。

 いわゆる「体罰」事案は「指導」ではなく、感情的な暴行にすぎないことを示しているものである。児童が事件後学校を休みがちになったことや、体調不良を訴えていることは、「体罰」による精神的ショックも背景にあると考えられ、早い回復を願うとともに、こういう事件を二度と起こさせてはならない。

(参考)
◎小5平手打ち、教諭を書類送検=机で額切りけが、傷害容疑―大阪府警(時事通信 2014/9/17)