豊田大谷高校「体罰」事件、加害者を諭旨免職

 愛知県豊田市の私立豊田大谷高校野球部の「体罰」・暴力事件で、同校は9月1日付で、元監督で事務職員の川上貴史被告(34)を諭旨免職処分とした。

 この事件は、元監督が2013年、部員を殴ったり、倒れたところを蹴りつけるなどしてケガをさせたとされる事件である。元監督はこの事件で2014年7月に逮捕され、学校側は逮捕直後に監督を解任していた。

 元監督はその後、暴行容疑で起訴された。一方で「暴行とケガとの因果関係について十分に立証できない」と判断され、傷害容疑での立件は見送られた。

 元監督は暴行を一部認めながらも「指導のためにやったことで正当」などと主張しているという。また別の部員への暴力も発覚した。

 元監督は逮捕後に学校に辞表を出していたが、学校が処分を審議していたという。学校側は「体罰」・暴行は看過できないと判断した。

 処分は当然である。その一方で個人の問題だけとするのではなく、学校として再発防止策を十分に考えていかなければならない。

(参考)
◎野球部元監督を諭旨免職 豊田大谷高(中日新聞 2014/9/2)
◎豊田大谷高、野球部元監督を諭旨免職処分 部員に暴行(朝日新聞 2014/9/2)