「私立と同額に」として市立保育所保育料大幅値上げ方針:大阪市長

 橋下徹大阪市長は7月31日、市立保育所の保育料について、私立並みに引き上げて私立と同額にする方針を発表した。

 自治体が私立保育所の保育料を決めることができる新制度を活用する。「税の配分を公平にする」などとしている。

 現行では市立は家庭の所得や家族構成にもよるが、月額7433円~9100円となっている。一方で私立は各園ごとに保育料を設定し、平均額は2万4488円となっている。

 改定案では市立・私立とも、保育料は月額1万6000円~1万7000円前後になるとみられる。私立では下がる場合があるものの、市立では2倍前後に跳ね上がることになる。

 私立園での経済負担の減少はもちろん重要な課題だが、それは市立園の保育料を値上げして「負担を公平にする」という角度から解決するようなものではない。市立も据え置き、また私立にも相応の助成をおこなって現行の市立園並みの保育料に近づけていく方向こそが重要ではないのだろうか。

(参考)
◎幼稚園保育料  私立と大阪市立同額に(読売新聞 2014/8/1)