園児が職員から投げられて骨折:京都の保育園

 京都市伏見区の民営認可保育園「春日野園」で、5歳男児が女性職員から投げられて頭蓋骨陥没骨折のケガを負っていたことがわかった。

 事故は2014年6月13日に起きた。この日の午前中、園では体操教室が実施されていた。外部の指導員が指導を担当し、30代の女性職員が補助に入っていた。この職員は用務を担当し、保育士資格を持っていないという。担任保育士は外勤で不在だった。

 園内のホールで跳び箱を指導していたが、順番の待ち時間が長くなったので飽きた複数の園児が列から離れて園内の棚に入り込んだ。午前10時半頃、その様子に気づいた30代の女性職員が、「言うことを聞かずに感情的になった」として、園児を一人ずつ引きずり出して園庭に放り出した。その際に一人の男児が後頭部を打ち付けた。大きな音がして園児が泣いていた。園児本人や目撃した児童らは、置いてあった太鼓に頭をぶつけたと話しているという。

 午後11時半頃、この園児がぐったりしている様子に気づいた別の保育士がタオルで冷やすなどの手当をしたものの、昼食後も食欲がなくぐったりしているとして、事故から約3時間後の午後1時20分頃になって病院に搬送した。男児は頭蓋骨陥没骨折と診断され、手術を受けた。

 園は保護者に対して「男児が自ら転んだ」と虚偽説明をしていたという。しかし職員の行為についての情報提供が京都市にあり、市が園に照会して職員の行為を確認した。

 現時点での報道はおおよそ以上のものであるようだが、園の対応のおかしさが気にかかる。また同園では2013年度、園児あたりの保育士数が基準を下回るとして京都市から指導を受けていたという。こういうのも遠因となっているのかもしれない。