柔道部「体罰」・不適切指導訴訟が和解:東京の私立中学校

2018年5月21日

 東京都武蔵野市の私立藤村女子中学校の柔道部員だった当時、「体罰」や不適切指導でケガをしたなどとして元生徒が学校側を訴えていた訴訟が、東京地裁立川支部で和解していたことがわかった。

 和解は2014年5月8日付。学校側は不適切指導を認めて元生徒側に謝罪して解決金180万円を支払い、また校内で顧問に安全講習を受講させる・重大事故時には第三者委員会に諮って評価を受けるなどの再発防止策を取る。

 生徒は2009年度に中学校に入学した。同校は中高一貫校で、生徒は高校の部員との練習を命じられて3回骨折するなどした。安全配慮を求めても受け入れられなかったという。また2011年には顧問から暴行を受け、鼓膜損傷のケガを負った。生徒は高校に内部進学せず、外部の高校に進学した。

 「体罰」・暴力も問題であり、また長期にわたって安全配慮を欠いた不適切な指導が続いたことも問題である。このような事件が再び起きないようにしなければならない。

(参考)
◎体罰受け女子柔道部員けが、学校が謝罪し和解金 東京(朝日新聞 2014/6/4)