野球部でのいじめ自殺、高野連が処分へ

 日本高校野球連盟は4月30日に審議委員会を開き、野球部員が部内でのいじめを苦にして自殺したとされる広島県立総合技術高校について、有期の対外試合禁止処分が相当とする処分案を決めた。5月9日の日本学生野球協会審査室に上申される。

 当時1年生だった男子生徒は2014年2月、自宅で自殺した。生徒が生前、野球部内でいじめを受けていることをほのめかすような話をしていたという。

 またその後の調査で、持病やケガで練習を休みがちだった生徒に対し、他の部員が「休む本当の理由は何か」など執拗に攻撃する、練習試合の際に嘘の集合場所を教えるなどのいじめ行為が確認され、学校側の調査では「いじめが自殺の一因となった可能性がある」とした。

 高野連の処分としては、部内での部員同士の暴力行為を理由にした処分は多数あるが、いじめ自殺事件とみられる事案に関する処分案がまとめられたのは初めてだということである。

 いじめの問題には、可能な限りの対処が取られなければならない。

(参考)
◎高野連:広島の部員自殺で処分案 有期の対外試合禁止(毎日新聞 2014/4/30)
◎野球部員自殺 高野連が処分を上申へ(NHK 2014/5/1)

(当ブログ過去記事)
広島県で高校生自殺、いじめ原因か?(2014年2月27日)