教育勅語に関する文科相の認識

 下村博文文部科学大臣は4月25日の衆議院文教委員会で、教育勅語についての認識を問われ、教育勅語が掲げる徳目については「至極真っ当。今でも十分通用する」などと答弁する一方、「そのまま復活する考えはない」とも言及した。日本共産党の宮本岳志衆議院議員の質問への答弁。

 下村大臣はこれに先立つ4月8日の記者会見で、教育勅語の原本が文科省の書庫から再発見されたことに触れ、勅語の内容についても評価する見解を示していた。この日の答弁では、教育勅語の徳目に対して、評価する見解を示した。

 一方で宮本氏は、終戦直後1948年の衆議院で決議した、教育勅語の「排除」決議に対して質問。下村氏はこれについては有効と認めた。
 教育勅語で書かれている徳目は、非常時には国のために自己犠牲をつくすためにこれらの徳目を実現しなさいと書かれているものである。徳目と軍国主義的性格は一体のものであり、分けられるものではない。