上級生がいじめ、加害児童の保護者も被害者側に暴言

 山口県山陽小野田市立小学校1年の男児が、集団登校の通学班の上級生4人からいじめを受けた上、対応を求めた母親に対して上級生の保護者が暴言を吐き母親も体調を崩したなどとして、被害児童と保護者が、上級生4人とその保護者を相手取り、約300万円の損害賠償を求める訴訟を山口地裁に起こしていたことが、10月16日までにわかった。

 報道によると、この学校では通学班を作って集団登校しているという。1年生の男子児童は2013年4月の入学以降、同じ班の4年男子児童2人と6年男子児童2人の計4人から、「死ね。(川に)落とすぞ」などと暴言を受けたり、暴行を受けるなどした。殴る蹴るのほか、車道や線路に突き飛ばされる、石を投げつけられるなどの暴力があったという。

 いじめに気づいた母親は2013年5月頃、学校側に相談した。しかし加害者とされた上級生の親の一人が「暴力を受けるのは男児に問題がある」などとこの母親に暴言を吐くなどした。

 被害児童は一時不登校になって心療内科に通院し、被害児童の母親もストレスで病気を発症した。学校側はいじめの事実を認定し、現在は加害児童とは別の通学班で通学させているという。

 加害者とされる上級生の保護者の暴言が悪質極まりない。こういう親だから、子どももいじめ・暴力に走るのではないかとすら感じるような内容である。

(参考)
◎小1男児いじめ受け提訴―山陽小野田(山口新聞 2013/10/16)
◎小1男児と母親、上級生ら提訴 「いじめで精神的損害」(朝日新聞 2013/10/16)