「学校現場でのマスク着用ルール」新年度からの指針、文部科学省がまとめる

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新型コロナウイルスでのマスク着用方針について、政府は2023年3月13日より緩和している。一方で学校については、3月いっぱいは従来の方針を維持し、4月の新年度より新方針のガイドラインを適用することにしている。

文部科学省がマスク着用に関して新しいガイドライン案をまとめたことが、2023年3月15日までにわかった。近く、都道府県教育委員会などに通知を出すことにしている。

報道によると、

  • 学校生活での、児童生徒・教職員の日常的なマスク着用は不要。
  • グループワークや理科の実験・観察などの活動の際にも、マスク着用は不要。少人数グループで実施。
  • 合唱やリコーダー演奏の際でも、マスク着用は不要。一定の間隔を取って実施。換気なども十分におこなう。
  • 給食時の黙食などは求めない。
  • 登下校時の電車内では着用推奨。
  • 校外学習での医療機関や高齢者施設への訪問の際は着用推奨。

などとなっている。

政府がマスク着用方針を緩和したからといっても、医学的見地からウイルスが消えたり「大したことがない」状況になったというわけではない。今回文部科学省が出したこれらの指針については、あくまでもひとつの目安としてのものとして扱われるべきである。詳細については各地域や個別の状況に応じて具体化されるべきで、学校現場および個別の児童生徒・教職員を一律でしばるようなものであってはならないと考えられる。

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