「教員が男子学生に性差別的発言」と告発、帝京大学が調査へ

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帝京大学の教員が、男子学生に対して性差別的な発言をしたとして、被害学生がツイッターで告発した。

大学側も事態を把握して調査をおこなうとし、当該教員のゼミについては募集を中止する扱いとした。

経過

男子学生は、ゼミの学生募集を見て、担当教員にメールで連絡した。

学生の名前を見て女性だと勘違いした教員は、「女子学生さんですよね?女子みたいな男子もいますので、念のため。歓迎いたします。男子には内緒ですが、女子は基本的には応募=採用です」などと返信し、打ち合わせのために学生を呼び出した。

しかし学生が、自分は男性だと明かすと教員の態度が一変したという。教員は、「あんたが女だと思ったから、優先的にとるつもりだよ、と。でもあんたが男だったらそういうわけにはいかない」「あなたのこと女だと誤認したのは僕のミスだけど、それはしょうがない。あんな名前なんだからさ」「公式にゼミの案内に(女性を優先的に採用すると)出したら他の人からクレームくるし学部長からも『君これダメだね』って」「入り口のところで門前払いはできない。機会は平等に与える。でも結果の平等はないよ。採る側の都合で考えて決めるのは当たり前」などと、性差別発言を繰り返した。

学生は教員とのやりとりの音声を録音し、2022年11月までにツイッターにアップした。大学はツイッターの存在を把握し、ウェブサイトに「当該案件を調査し、結果がまとまり次第報告する」「パワハラやアカハラはあってはいけない」とする内容の声明文を出した。

報道によると、教員は「それまでのゼミでは男子学生の比率が高い傾向にあった。女子学生の比率を増やしたいと考え、女子学生限定で募集していた」などと話したとしているという。

「慈悲的性差別」といわれるような、男性というだけで理不尽な不利益を与えさせるような不適切な方法での女性優先についても、これもまたジェンダー平等を否定し、性差別に該当する行為である。一部では、この教員のしたような行為が「フェミニズム」だと勘違いされている節もあるが、これもまた性差別である。

また大学については、学びたいという意欲とそれにふさわしい学力だけが唯一の基準で、性別をはじめとしたほかの要素で特定の属性に属する人を排除してはいけない。その意味でも、極めてまずい対応になっている。

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