富山市いじめ自殺、保護者説明会開かれる

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富山市立北部中学校3年の女子生徒が2022年11月19日に自殺し、遺族が「いじめにあって不登校になった」と訴えている問題で、当該校で2022年11月21日、保護者説明会が開かれた。

説明会は非公開で開催された。マスコミの取材によると、学校側は「生徒が1年生の頃に同級生との間でトラブルが起き、不登校になった」と説明したとされる。それに対して出席した保護者からは、「学校はなぜいじめではないと言い張るのか」などと質問があったが、明確な回答はなかったとされる。

校長は説明会終了後にマスコミ取材に応じ、「いじめではないととらえている」とする見解を話した。

事件の経過

この案件では、生徒の保護者が「1年の頃、同じ部活動の同級生から、容姿などをからかわれる、SNSで中傷される、無視されるなどした。体調を崩し、抑うつ状態と診断されて入退院を繰り返すなどもした。不登校状態になっていた。」「生徒は『誰も助けてくれない』などたくさんのメモをスマートフォンに残していた。」「学校からは以前、いじめがあったと謝罪を受けている。」などと訴えていると報じられている。

生徒側は学校側に「いじめ」として複数回相談していたとされる。

一方で学校側は「いじめではない」「人間関係のトラブル」と主張し、見守るなどの対応を取ってきたとしている。学校側の主張によると、「トラブル」については「本人の中で落ち着いていたととらえていた」としている。富山市教育委員会にも「人間関係のトラブル」として報告をおこなったという。

生徒は2022年11月19日、自宅でぐったりした状態になっているところを家族に発見された。救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。状況からは自殺を図ったと判断された。

翌々日の2022年11月21日にマスコミ報道された。

対応に問題はなかったのか

いじめを受けたと繰り返し被害を訴えているという保護者側の主張と、「いじめではない」と認識していた学校側の対応に、乖離がありすぎる。

体調を崩したり、不登校状態になるなどした状態は、いじめの「重大事態」として対応することも検討されるべき案件である。しかし「トラブル」という形で済ませるという対応で、重大事態としても扱ってこなかったというこれまでの対応については、検証を要することになるであろう。

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