部活動顧問の暴力事件:被害者が状況を語る

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兵庫県姫路市の私立姫路女学院高校ソフトボール部の顧問教員(懲戒解雇)が起こした「体罰・暴行事件。この事件の被害生徒が神戸新聞の取材に応じ、事件の状況やその後の経過について話した。神戸新聞(ウェブ版)2022年11月2日配信記事『【独自】部活顧問の暴力で顎が外れた女子生徒が語った不信感 学校に通えなくなり退学、うつ症状も』が報じている。

経過

この事件は2022年9月24日・25日の両日に起きた。

9月24日、大会で使うユニホームを忘れたという理由で、この生徒は、顧問教諭から顔をたたかれるなどし、あごが外れるなどのケガを負った。顧問教諭は約5時間にわたり、この生徒を立たせ、生徒が練習しようとしても怒鳴りつけるなどして制止するなどの状況になった。

コーチも同席していたが、「諦めずに声をかけ続けるしかない」と指導されたという。

生徒はソフトボール部の特待生として入学していた。それ以前から、自身への暴力行為や他の生徒との不公平な扱いを繰り返していた顧問教諭の態度に違和感を抱いていたが、9月24日の事件で「翌日の大会出場を最後にして退部する」と決意した。

しかし顧問教諭は翌9月25日にも、生徒に対して殴る蹴るなどの暴行を加えてきた。生徒は精神的症状が大きく、学校に通えなくなった。

学校側は2022年10月3日、教諭の暴力行為を明らかにする記者会見を開いた。しかしこのことが事前に生徒側には知らされず、また会見内容も生徒側にとっては「顧問教諭を守るような、一方的なもの」と感じたとされる。

生徒は「急性ストレス反応」「うつ状態」と診断された。

学校側は顧問教諭を懲戒解雇処分にした。しかし被害生徒に対する対応が十分なのかと問われれば、そうではないようにも感じる。学校側の対応のまずさで、生徒に二次被害を与え、症状を悪化させているようにも感じる。

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