給付制奨学金拡大対象検討:文科省

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高等教育の修学制度を議論する、文部科学省の有識者会議が2022年10月18日に開催された。

大学等高等教育の給付制奨学金についての議論がおこなわれた。文部科学省は、2024年度より所得制限を緩和する給付型奨学金の支給対象について、中間層の多子世帯について「扶養する子どもが3人以上」とする案を示した。また給付要件の緩和については、理・工・農系学生への対象拡大も検討されている。

給付対象については、多子世帯、理・工・農系学生など要件に当てはまった学生について、それぞれの要件の属性に応じて優先順位を設ける方針であることもあわせて示された。

給付型奨学金については、現行でも制度はあっても対象者が著しく制限されている。学ぶ権利の問題や、学費等の異常な高騰などを考えれば、支給対象拡大自体は当然進めていくべきことではある。

しかしその一方で、要件を拡大してもなお、厳しい制限が課されていることには変わりがないという状況も残されてしまっている。子どもの数・きょうだいの数で差を付けるというあり方も、また専攻の学部・学問分野によって差を付けるというあり方も、好ましいものだとはいえない。

もっと踏み込んだ対応が必要ではないか。

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