「教師のいじめ」学校・市教委の対応も不備:滋賀県の小学校

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滋賀県野洲市の同じ小学校で「教師によるいじめ」が相次いで明らかになったことで、学校・市教委の対応のまずさが指摘されている。

2年担任教諭によるいじめ

2022年9月29日、新聞報道で、2年を担当する教諭が2022年5月頃から、特定の児童に対して暴言を吐いたり、いじめを誘発するような言動をとっていたと指摘され、2学期から担任を交代していたことが指摘された。

当該教諭は児童が質問してきたことなどを不満に思ったとして、「本当に言葉を知らんな」などと罵倒したり、クラスのほかの児童に対して「スルーしよう」などと無視を呼びかけるような発言を繰り返したと指摘される。また国語の授業では「言葉を知らない(被害児童)のために言葉を教えます」などと授業を進めたともされる。このことで同級生が教員のまねをしていじめをするようになったとも指摘された。

また当該教諭は、保護者との面談で、当該児童を医学的根拠なく「発達障害」扱いするような発言もおこなったともされる。

学校側は2学期より担任を交代させた。当該いじめ事案については、市教委も把握し、滋賀県教委に文書報告をおこなっていたが、新聞報道で報じられるまで公表していなかったという。

別の臨時講師によるいじめ

当該校では2022年2月にも、当時4年を担任していた臨時講師が、特定の児童をアニメのキャラクターに例えるなどしていた行為があったことが明らかになった。講師の行為により、同級生がそれをまねて当該児童をからかうなど、いじめ行為を誘発した形になったと指摘された。

市教委は2022年2月の時点で事態を把握していたものの、「3月に任期切れになることで、当該講師への処分を検討するかまでは気が回らなかった」として、滋賀県教委への報告をおこなっていなかった。

講師は2022年度、滋賀県内の別の自治体の学校で勤務しているという。

対応が後手に

これらの事案については、それぞれの事案ごとに、極めて重大な案件だといってよい。しかし対応が後手に回ったことが状況を悪化させたようにも見える。

2人の講師・教諭の行為はそれぞれ別個のものではあるが、そういう行為を許すような雰囲気があったのではないかとも思わざるをえない。

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