NHKの取材によると、園児の送迎バス取り残し事故について、大阪府内で少なくとも4自治体・5件が発生していたことが、2022年9月16日までにわかった。
大阪市では2014年7月、2歳の園児が夏場に約5時間にわたってバスに取り残される事案があった。その後救助され、児童の体調に異変はなかったという。
守口市でも2021年11月、1歳児が約1時間半にわたってバスに取り残された。ほかにも高槻市や河内長野市でも取り残し事故が起きていたとされる。
いずれのケースでも児童の体調に異変がなかったことは何よりだが、一歩間違えれば危険な事態に陥っていたこともありえたものである。事例を分析し、状況を共有することで、再発防止を図ることが必要だと考えられる。
(参考)
◎通園バスに取り残される 大阪で過去5件 夏場に5時間のケースも(NHKニュース 2022/9/16)