統一協会系団体、小学校ボランティアへの関与が発覚:大阪府箕面市

大阪府箕面市の市立小学校で、「地域ボランティア」として休日の子どもたちの居場所づくりに取り組み、月2回ほど学校で子ども向けの自主講座を開催するプログラムの一環として、「旧統一協会(統一教会とも)=現名称・世界平和統一家庭連合」系の学生団体「CARP」が子ども向けに科学実験の講座を継続的に開いていたことが指摘された。2022年8月15日に各マスコミで報じられている。

講座は17年にわたって実施されてきたという。

箕面市では、当該団体と統一協会との関連については「気づかなかった。団体側から出された申込書では、CARPや統一協会との関連性をうかがうような内容はなかった」としている。2021年8月に市民からの指摘を受け、市が調査したところ関連性が確認されたという。

プログラムは新型コロナの影響で2020年度より休止中となっている。箕面市教育委員会では、プログラムが再開された場合でも当該団体関係の講座は開催しないとしている。

統一協会はこれまでも、さまざまな問題を起こしてきたことが指摘されている。2022年になり、安倍晋三元首相が襲われた事件に関連して、被疑者が「家族が統一協会の信者になったことで、家庭が崩壊させられるなど大変な目に遭った。本来は幹部を襲うつもりだったが、統一協会の広告塔になっているとみなした安倍氏を襲った」とする趣旨を供述したと報じられたことで、統一協会と政治との関係や、統一協会の行動についても、社会的にクローズアップされることになった。

各地で統一協会系の団体が、政治家とのつながりだけにとどまらず、ボランティア団体などの体裁をとって行政が主催・後援する活動に紛れ込んでいることが明らかになった事例も、複数指摘されている。

「CARP」は「原理研究会」ともいわれ、統一協会系の学生団体として、各地の大学でその活動が問題になり警戒されてきた団体でもある。

社会的な問題を繰り返しているとして警戒されている団体が、小学校でこどもたちに近づくような形になるのは、危険なことにもつながりかねない。長年気づかれなかったというのは驚きだが、気づいた以上はそれなりの対応が必要になる。

タイトルとURLをコピーしました