兵庫県の高校再編方針、14校を2025年度に統廃合へ

兵庫県教育委員会は2022年7月14日の教育委員会会議で、2025年に統廃合の対象とする県立高校について、学校名を発表した。

統廃合対象校は14校となり、6校に再編される。新校の場所・校名・教育課程などは追って検討し、2025年度の入試を経て同年度に新校の第1期生を迎えたいとしている。

統廃合方針案

第1学区(神戸市・芦屋市・淡路島)では、神戸北・神戸甲北(いずれも神戸市北区)の2校統合、および伊川谷・伊川谷北(いずれも神戸市西区)の2校統合の、2組・4校が統廃合対象として示された。

第2学区(芦屋市を除く阪神地域と丹波地域)では、西宮市の西宮北・西宮甲山の2高校を統合する方針が示された。

第3学区(東播磨地域・北播磨地域)では、三木市の三木北・三木東・吉川の3高校を統合して1校にする方針が示された。

第4学区(中播磨地域・西播磨地域)では、姫路南・網干・家島(いずれも姫路市)の3校統合、福崎(福崎町)・夢前(姫路市)の2校統合の、2組・5校が統廃合対象として示された。

統廃合は慎重であるべき

統廃合方針については、兵庫県教育委員会によると、生徒数減少などを踏まえた措置だとしている。兵庫県教育委員会は、普通科や総合学科では1学年6~8学級規模を適正だと位置づけているが、学級規模が下回る学校が出てきたとして統廃合を検討しているという。

一方で通学が遠くなるなどで生徒や保護者の負担になりかねない、生徒が地域からいなくなることで街づくりへの影響が出かねないなどの不安や問題点が指摘されている。

生徒の負担や地域の街づくりへの影響を考えると、統廃合には地域との十分な合意形成などが必要ではないかと感じる。

また1学年6~8学級が適正規模とする考えについても、兵庫県だけでなく各地の多くの教育行政で似たような規模が適正だとする考え方が採用されている。その一方で、生徒一人一人に目が届くような教育活動などを考えると、それを下回る小規模だから必ずしも問題だとは言い切れないという気もする。

個別の学校の統廃合の是非はていねいに合意形成を進め、否定的な意見が強い場合は見送る選択肢も必要ではないか。

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