2022年7月10日投開票予定の参議院選挙。これに関して、NHKで2022年7月3日朝に放送された「日曜討論」(総合テレビ、ラジオ第一で同時放送)で国政政党各党の党首の討論がおこなわれたが、そこでトンデモ発言が飛び出したとか。
時事通信2022年7月3日発信記事より引用。
NHK党の立花孝志党首は3日のNHK番組で、少子化問題を巡り「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」と述べた。優生思想につながる発言として批判を招く可能性がある。
「質悪い子増やすな」 立花N党党首【22参院選】 時事通信 2022年07月03日11時11分
記事ではざっくりとした発言となっているが、もっと詳しい内容が指摘されている。
NHK党の立花党首、「質の悪い子ども」「優秀な子ども」って何だよ。#日曜討論 #優生思想 #少子化 pic.twitter.com/J3VJM1I4Ls
— T.EISEI (@iseasao) July 3, 2022
NHK党の立花氏、日曜討論にて
「子どもの質の問題です。賢い親の子どもをしっかりと生んでいく」
「サラブレッドでもそうです、速い馬の子どもは速い」
「社会保障っていうのは、結局は質の悪い子どもを増やしてはダメです」本当にこれ、公共の電波で言ったのか…
ど真ん中の優生思想ではないですか https://t.co/BVtHqztYN2— KAMEI Nobutaka (@jinrui_nikki) July 3, 2022
許されない発言
N党・立花氏「いわゆる賢い親の子どもをしっかりと生んでいく。サラブレッドでもそうです、早い馬の子どもは早い、プロ野球選手の子どもも普通、プロ野球上手い。…質の悪い子どもを増やしては駄目です。納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」— 宮本徹 (@miyamototooru) July 3, 2022
家柄や出自で子どもの将来を固定しようとすることで「優秀」な子どもを増やすという発想など、現代社会の子ども観や人間観としてはありえないレベルの時代錯誤のトンデモ発言。優生思想そのものである。
こんな前時代的な貧相な子ども観、人間観を公然と振りかざす国政政党があるということは、極めて恐ろしい。