暴言で生徒を不登校に追い込む、処分発表時には触れられず:仙台市立中学校

仙台市青葉区内の仙台市立中学校に勤務していた30代の男性教諭が2021年、複数の生徒に「アホ」「バカ」などと発言するなどの不適切行為を繰り返したとして減給処分になった問題があった。

当該教諭は、不適切行為のひとつとして、足の骨の形成不全の持病の影響で足をうまく動かせない特定の生徒に対して「お前は人間の足の動きじゃない」「その足では和式便所が使えない」などと暴言を吐き、当該生徒を不登校に追い込んでいたことが、2022年6月になって報じられた。

仙台市教育委員会は、当該生徒への暴言や不登校の事実を把握し処分対象に含めていたが、2021年7月の懲戒処分の報道発表時には伏せていた。

暴言を受けた生徒は、不登校状態が続いているとされる。

暴言そのものが問題だが、生徒の持病や障害・体の特徴といったものを揶揄して暴言を吐くなど、より一層悪質なものとなっている。そのことで生徒を不登校に追い込んだという事実は極めて重大なものである。その事実関係を隠すことで、教諭の行為を軽いものだと扱い、また生徒の被害を大したことない扱いしているとも受け取れるようなことになる。非公表にしていたことが適切だとは思えない。

タイトルとURLをコピーしました