和歌山南陵高校、理事長が元生徒に暴言か:被害訴える元生徒が提訴準備

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和歌山県日高川町の私立和歌山南陵高校の生徒だった男性(17)=大阪府在住=が、在学中に学園理事長から暴言・パワハラを受けて精神的苦痛を受けたとして、同校を運営する学校法人南陵学園(静岡県菊川市)と理事長個人を相手取って566万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁堺支部に提訴する準備を進めていることが、2022年6月8日に報じられた。

和歌山南陵高校をめぐっては。2022年に入り、教職員への給与未払いなどの問題が連日報道されている。

事件の経過

報道によると、元生徒の訴えは大筋で以下のようになっている様子。

硬式野球部のキャプテンだった生徒は2021年9月、野球部総監督でもあった理事長と部の練習メニューをめぐって意見が対立したことで、約40分間にわたり暴言を受け、一方的にキャプテンを降ろされるなどしたと訴えている。

2021年6月に起きた「部員の問題行動」を理由に、理事長が部員全員に懲罰的な練習を課そうとしたことで、元生徒が異議を述べたことが事件の引き金になったとしている。理事長は元生徒に対して「おまえがキャプテンだからこんな問題が起きるんだ」「辞めろ」「テストの点数も悪いんだろ」などの暴言を繰り返した。

元生徒は事件後体調を崩し、寮を出て自宅に戻った。暴言を受けた後、「理事長を見ただけで体が震えるようになった」「体重が大幅に減った」と訴えている。元生徒は食欲不振や不眠などの症状が続き、適応障害などと診断され、他の学校に転校した。

学校側は取材に対して「パワハラの事実などはないと認識している」と話したという。

生徒側の訴えに沿うと、引き金となった指導を押しつけようとしたことそれ自体が不適切だし、それに異を唱えた生徒に暴言を浴びせたという行為も不適切極まりない。必要な被害回復措置がとられることが望まれる。

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