「ブラック校則」、雑誌ウェブ記事で特集される

『PRESIDENT Online』2022年5月22日付に『胸元を開けさせ下着の色をチェック…「服装検査」というブラック校則がまかり通る日本の学校の異常さ』が掲載されている。

胸元を開けさせ下着の色をチェック…「服装検査」というブラック校則がまかり通る日本の学校の異常さ 日本の学校には「人権」も「権利」も存在しない
下着の色は白かベージュに限る。髪の毛の色は黒じゃないといけない。そんなブラック校則は、なぜ全国の学校にあるのか。九州工業大学名誉教授の佐藤直樹さんは「日本の学校の先生には、子どもの人権や権利という考えがない。だから、法的にはセクハラや人権侵害にあたるような校則が生まれる」という――。

全国の学校で、合理性が疑わしく理不尽な規定だとも思われ、生徒の人権を侵害しているのではないかと考えられる校則、いわゆる「ブラック校則」が問題になっている。その校則の具体例について触れている。

大阪府立懐風館高校に在学していた生徒が、生まれつき赤っぽい色の髪を無理やり黒色に染めさせられることを繰り返し、登校できない状態に追い込まれた問題が2017年に発覚し、そこから「ブラック校則」の実態が社会問題化した。

校則の問題は1970~80年代の「管理教育」の時代にも問題になっていたが、現代の「ブラック校則」は、「管理教育」の時代よりも厳しくなっているのではないかという指摘もされている。

髪の毛の色を黒く染めさせること・生まれつき髪色に赤みがかかっている生徒は学校側に「地毛届け」を出させること、「ツーブロック」禁止、下着・肌着の色を規定し服装検査で教師がチェックすること、厳寒期の防寒具禁止、など、幅広い分野にわたっての問題が指摘された。国会や地方議会などでも取り上げられられるなどし、一部については各地で見直しなども進んでいる。

下着・肌着の色チェックに至っては、もはやセクハラであるという指摘もされ、国会質問でもとりあげられたことがある。

これらの「ブラック校則」については、生徒への人権侵害にあたるものもある。見直しが進められているとはいえども、残っている部分もある様子。

校則の問題については、生徒に対する理不尽な人権侵害になっていないか、また教員にとっても「指導」名目で理不尽な仕事を押しつけることになっていないかなど、常に検証しながら、おかしな部分・人権侵害につながることも含めた不合理な部分については早急に改善をおこなっていく必要があろう。

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