「体罰」事案、報告受けながら市教委で放置:堺市教育委員会

大阪府堺市立中学校で、教員による生徒への暴力行為、いわゆる「体罰」事案があったと指摘されたにもかかわらず、学校から報告を受けた堺市教育委員会の担当者が事案を放置し、市教委としての調査委員会などが設置されていなかったことが、2022年5月18日までにわかった。

報道によると、加害教員は野球部顧問の男性教員だということ。部活動の指導中、複数の部員に対して、胸を押す、胸ぐらをつかむなどの行為が、少なくとも1年ほど続いていたことが、2021年に発覚した。

学校側は2021年12月に事態を把握し、「体罰」事案だとして校長から堺市教育委員会に報告をおこなっていた。学校としては教員の行為を「体罰」だと認定して被害者側に謝罪するなどした。その一方で市教委では担当者が対応を怠り、調査委員会などが設定されないままとなっていた。

生徒の人権や安全にもかかわるような行為なのに、把握していながら放置していたのは、疑問に思わざるをえない。

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