山形県酒田市中1いじめ自殺、市教委が調査報告書内容「他言しない」求める署名迫る

山形県酒田市立中学校1年だった女子生徒が2021年2月に校舎から飛び降り自殺し、背後にいじめが指摘された問題を調査していた酒田市教委の第三者委員会は2022年4月17日、いじめを認定する第三者委員会報告書を市教委に提出した。

報告書は遺族にも渡されたが、その際に酒田市教委が遺族に対して、報告書の内容を「他言しない」ように求める念書への署名・押印を求めていたことがわかった。遺族側は署名・押印を拒否した。

この問題では、生徒に対するいじめがあったことや、学校側の対応が十分ではなかったことなどが指摘されていた。

山形県酒田市中1いじめ自殺、詳細が週刊誌で報じられる
山形県酒田市立第一中学校1年だった女子生徒が2021年2月12日、校舎から転落して死亡した。生徒は飛び降り自殺を図ったとみられ、またこの生徒の靴箱に「死ね」などと書かれたメモが入れられるなどのいじめがあったと指摘されている。 ...

報告書ではいじめを認定したとされるが、市教委は報告書の内容を明らかにしなかった。またいじめと自殺との因果関係については「一定程度ある」としたものの、いじめが自殺の主な原因とまでは踏み込まなかったともされている。

報告書の内容について他言しないように求める文書を作って遺族に署名・押印を迫っていたとは、一体どういうことなのかと疑問に感じる。このようなことをするのは、いじめの存在自体を隠蔽したいと受け止められるものでもある。

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