2022年度共通テストが実施される

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2022年1月15日・16日に大学入学共通テストが実施された。

折からのコロナ禍で、日常的な行動が制限される元での受験となっている。

試験日直前には、悪質ないたずらなのかどうかは不明だが、「受験の日は受験生に痴漢しやすい」として痴漢を呼びかけるようなネット書き込みが流れたとして批判の声があがり、警戒する動きも起きた。

試験1日目の1月15日朝には東京大学農学部会場の門前の歩道で、会場に向かっていた受験生や前を通りかかった通行人の高齢男性が切りつけられる事件があり、名古屋市の私立高校に通う2年男子生徒が逮捕された。その直前には会場近くの東京メトロ南北線東大前駅でボヤ騒ぎがあり、大事には至らなかったものの、切りつけ事件を起こした生徒が駅への放火をおこなったとされている。

事件の動機についてはまだ断定的なことはいえないのだろうが、報道で伝えられている内容をみる限り、成績が思うように伸びなかったことを悲観して、無差別事件を起こしてから自殺しようとしたともされている。加害生徒が通学している高校は「本校生徒と確認した。コロナ禍などで生徒に十分に向き合えていなかったことが背景にあったのではないかと考えられ、学校としても反省点である」とする趣旨のコメントを出している。

さらに1月15日夜にはトンガの火山噴火に伴って、夜中に津波警報・注意報が出された。この影響で、岩手県の1会場で2日目・16日の試験が中止となり、数カ所で交通機関乱れの影響で時間繰り下げなどとなった。

さらに、予備校などの集計・分析によると、各教科・科目で問題が大幅に難化したとも指摘されている。国語や日本史(日本史B)、数学(数学1・A、数学2・B)などでは平均点が前年度比で10点前後下がるのではないか、また全教科の総合点の平均点も大きく下がるのではないかともみられている。数学2・Bの数列の問題では、「徒歩の人を自転車の人が追いかける」などの設定の問題が出たが、問題設定の文章も長い上に、人間の行動としては不自然で状況把握に戸惑ったなどの声が上がっているという。

例年以上に困難な条件で、不安要素を抱える状況の元での試験となっていた。

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