教諭が児童に暴言など繰り返す:兵庫・姫路の小学校

兵庫県姫路市立城陽小学校で少なくとも2020年度から、女性教諭が児童に対して、受け持ちクラスで児童の服を引っぱるなどする、人格否定の暴言を吐くなどの行為を繰り返していたことが、2021年12月7日までにわかった。

同校では2021年9月、特別支援学級担任だった元教諭が長期にわたって児童に「体罰」・虐待行為を繰り返したとして懲戒免職になる事案が発生している。その事案を受けて学校側が保護者に調査をおこなったところ、女性教諭の行為の告発が複数寄せられたとしている。

学校側は2020年度時点で、女性教諭の行為について、保護者から「指導が厳しすぎる」などの訴えが複数あって把握していたものの、管理職はこの時点では詳細な調査や市教委や県教委への報告をおこなっていなかった。

校長(2020年度に同校教頭として着任)は2021年10月になって、事案を報告した。女性教諭は事実関係を大筋で認め、欠勤しているという。

姫路市教育委員会は「現時点では調査中」とした。

学校側の体制が問われる

2020年時点で学校側に対して、この女性教諭の暴力行為が学校に告発され、把握していたということになる。

2020年度には、別の特別支援学級担任の暴力事案についても、保護者や同僚教職員からの指摘があったが、管理職が組織的な対応をしていなかったことも明るみに出ている。

これらの事件は別個に起きているものの、学校側の組織的対応のまずさが事件の傷を広げたという意味では共通の部分もある。児童・生徒の人格を傷つけるような暴力的行為や暴言を「指導」などとして正当化させてはいけない。

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