「制服を性別に関係なく選べるようにしてほしい」署名を提出:東京都

東京都立高校を2021年3月に卒業したトランスジェンダー女性が2021年11月9日、「制服を性別に関係なく選べるようにしてほしい」とする署名約1万筆を東京都教育委員会に提出した。

高校3年だった2020年秋からオンライン上で署名を集めていた。

当該女性は、中学校入学後、戸籍上の性別である男子用の制服を着用しなければならなかったという。女子用の制服はスカートかスラックスか選べたが、男子用はスラックスしかなかったことなどをあげ、自分が否定されるようだったとする違和感や、声を上げられずに押しつぶされそうになった悲しみなどを訴えた。

またこの訴えはトランスジェンダーだけの問題ではないとして、性別で服装が決まるのは不合理、体質など別の理由で制服が苦しいと感じている生徒もいるとも訴えた。

東京都の都立高校の大半で制服の選択制を導入しているが、多くの学校では、「戸籍上男子の生徒はスカートを選択できない」「式典等では戸籍上の性別の制服着用が求められている」ことも明らかになったとしている。このことについては不十分として、改善を訴えている。

そもそも制服そのものを指定すべきかという論点もあるが、それを抜きにしても、制服を性別に関係なく選択できるようにすることは早急に必要な措置をなってくる。性別違和を持つ生徒などに不要な苦しみや負担をかけるようなことは避けていかなければならない。

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