2018年の三重県立高校生徒自殺「いじめが原因」として遺族が提訴

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三重県立高校1年の男子生徒が2018年8月に自殺した事件で、被害生徒の遺族が「自殺は部活動でのいじめが原因」「学校側の対応が不十分だった」として、三重県と加害元生徒4人を相手取り約7300万円の損害賠償を求めて津地裁に提訴していたことが、2021年9月24日に明らかになった。

提訴は2021年8月10日付。

いじめの経過

過去の新聞報道によると、いじめの経過は大筋で以下のようになっている様子。

生徒は2018年8月19日に自殺した。生徒のスマートフォンを見た家族が、別の生徒が「LINE」でこの生徒を攻撃するような書き込みを複数おこなっているのを見つけ、同年8月下旬に学校側に連絡した。

学校側が書き込みをおこなった生徒に事情を聞き取ったが、学校側の調査では事実関係がはっきりしなかったとされる。三重県教育委員会は「重大事態」として第三者委員会を設置して調査することにした。

三重県教育委員会は2018年12月、生徒が自殺した事実関係を報道発表した。

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2020年3月に第三者委員会の調査報告書がまとまった。部活動の雑用を押しつけられる・LINEで「かす」「いらんわ」などの暴言が書き込まれるなどの7件の行為をいじめと認定し、うち6件について自殺との因果関係を認めた。いじめは2018年5月から7月にかけておこなわれ、部活動の上級生3人と同級生1人が関与したと判断された。

遺族側は学校の対応について、「部活動顧問で学級担任でもあった教諭が、いじめを把握しながら適切な対応をとらなかった」と訴えているという。

訴訟の形にはなったが、三重県教委は、遺族の側に立った対応を願いたい。

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