女子生徒転落死は自殺、生徒へのいじめあった:山形・酒田市の中学校

山形県酒田市立第一中学校の女子生徒が2021年2月12日、校舎4階から転落死する事故があった。学校は2021年9月17日に保護者説明会を開き、生徒の転落死は自殺だったことや、この生徒へのいじめがあったことを明らかにした。

経過

学校説明会では生徒の転落について、「警察から、『生徒は校舎から飛び降り自殺したと判断した』とする捜査結果が伝えられた」とした。

その上で、当該生徒がいじめを受けていて、学校側がいじめを把握していたことも明らかにした。

2020年9月から10月にかけて、当該生徒の靴箱に、「死ね」「きもい」などと書かれた紙が数回入れられていたことがあったという。

生徒は2020年11月、いじめアンケートでいじめ被害を訴えていた。

いじめの情報は担任が詳細を聴き取り、校内で情報を共有し、さらには校長にも伝えられたとしている。しかし「次に何かあり、生徒が相談してきたときに家庭に伝える」として、この時点では家庭に連絡していなかったという。

学校側はいじめの調査報告書をまとめて市教委にも提出していたが、公表していなかった。

一方で家族が「真相を明らかにしたい」として要望をおこなったことを受け、またSNSなどで憶測が広がっていた状況も受けて、説明会を開くことになったとしている。

学校側は現時点では「いじめと自殺とは直接の因果関係はないと判断した」としたものの、今後さらに詳細な調査をおこなうとしている。

いじめがあったとうかがわれる情報が出ていることは、重大なことである。ていねいに調査していくことが必要である。

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