「風の子学園」、放置された施設の撤去求めて住民が要請

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1991年に発生した「風の子学園」事件から30年になろうとしている。

事件現場となった施設が放置され、老朽化で倒壊のおそれがあるなどとして、地元住民らが施設撤去を求めるニュースが報じられている。

「風の子学園」事件とは

「風の子学園」事件は1991年7月、広島県三原市沖の瀬戸内海に浮かぶ小佐木島で発生した。「非行少年の更生」などを標榜して施設を開設した園長が、入園者の中学3年生男子生徒と16歳少女を手錠でつなぎ、園内に設置されたコンテナに閉じ込めて熱中症で死亡させた事件である。

「風の子学園」事件
広島県三原市沖、瀬戸内海の小佐木(こさぎ)島にあった「自然体験によって非行少年の更生」を標榜していた無認可施設「風の子学園」で1991年7月28日から翌29日にかけ、園長(当時67)が入所者2人を園内のコンテナ内に閉じ込めて監禁し熱中症で死

この事件では園長に実刑判決が確定した。また被害者の一人の男子生徒の家族は「生徒が通っていた兵庫県姫路市立中学校と姫路市教育委員会が、施設の状況を確認しないまま当該生徒の施設入所を紹介した」として姫路市の責任を問う民事訴訟を提訴し、姫路市の法的責任が確定している。

事件現場は30年間放置され、施設内の建物や、事件現場となったコンテナは老朽化で倒壊のおそれも出ているとされる。

地元住民らは2021年7月5日、三原市に対して、行政として撤去を求める要望をおこなった。

よりよい形での解決を

事件は忘れてはいけない教訓ではあり、何らかの形で語り継ぎ、次の世代に生かしていかなければならない。

その一方で、元施設の建物などが老朽化で倒壊のおそれがあるなどというのは、周辺の安全にとっては好ましくないことであり、早期の対応が必要なことでもある。

よりよい形での解決が図られることを願う。

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