更新失念で教員免許失効7人、うち教諭5人が失職:神戸市

神戸市教育委員会は2021年4月12日、市立学校教職員の教員免許失効例が7人あったと発表した。

小学校教諭が4人、中学校教諭1人、中学校校長が1人、市教委指導主事が1人だという。いずれも教員免許更新時期を失念し、必要な講習などを受講しないまま期限が来て失効した。2人は2020年3月、残る5人は2021年3月が期限だったという。

教諭5人については失効日にさかのぼって失職扱いになった。失効後におこなわれた授業については適切だと判断され、児童が再履修する必要などはないとしている。

失職した小学校教員4人は新年度から学級担任をもつ予定になっていたが、神戸市教委は急きょ臨時講師を派遣する手配をした。

校長と指導主事については、教員免許を持っていなくても職務が可能なことから、失職せずにそのまま勤務できるという。

教員免許更新制の弊害として、教員免許更新期限の誤り・失念による教員免許失効・失職の問題もあげられる。第一次安倍内閣のもとで導入された教員免許更新制は、すでに教員免許を所持している人にもさかのぼって適用されることになった。更新のための講習の負担も重いものとなっている。さらにこのような手続きミスでの失職も各地で多発している。

当初いわれていたような教職員の資質向上にはつながらないこと、それどころか当該教職員の身分を奪うことになり生活にも影響が出ることなど、教員免許更新制のメリットなど全く見当たらない、むしろ事務作業を繁雑にさせるものとなってしまっている。このような制度、いったい何のメリットがあるのだろうか。更新制はできるだけ早期に注視する必要がある。

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