大学入学共通テスト「記述式」導入断念の方向へ

文部科学省の有識者会議は2021年4月2日、大学入試での記述式問題は個別大学の学力試験に委ねる方向でおおむね合意した。

大学入学共通テストで記述式の問題を出題する構想があったものの、新学習指導要領の元で学ぶ生徒が受験生となる2025年度以降の導入は中止が濃厚となる見通しとなった。

従来の大学入試センター試験に代えて2021年度より導入された大学入学共通テストでは、国語や数学の一部に記述式解答を導入する構想が提唱されていた。しかし数十万人の受験生が一度に受験することで、採点者も相当数必要になり、採点基準の詳細なすりあわせは事実上不可能になっているという指摘がされ、採点基準の正確性・公平性が担保されず不公平になると、受験生や大学・高校・予備校関係者から強い懸念の声が出ていた。

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教育問題について考察するサイト
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関係者の強い批判を受け、第1回目の大学入学共通テスト実施の2021年以降は記述式導入を無期限で見送るとした上で、白紙の状態から再検討するとしていた。

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4月2日での会合でも、共通テストでの記述式は現実ではないとする意見が大勢を占めたという。

受験生や関係者を振り回してきた記述式導入問題については、紆余曲折があったものの、何とか望むべき方向に着地する見通しになったことにはなる。

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