石川県野々市市立中学校生徒自殺、背後にいじめ指摘される

石川県野々市市立中学校1年の女子生徒が2021年2月に自殺し、当該生徒が複数回にわたっていじめ被害を訴えていたと指摘されている。

指摘された事実経過

報道によると、事実経過は以下のようになっている様子。

当該生徒は少なくとも2020年9月頃から、悪口を言われたり、SNSで仲間はずれにされるなどのいじめを受けていたという。

学校側はその間、2020年9月から2021年1月にかけて複数回にわたっていじめアンケートを実施し、生徒はいじめ被害を繰り返し訴えていた。

2020年9月に学校側がいじめを指導し、学校側は経過観察を経て2020年2月に「解決した」と扱っていたとされる。しかしその後もいじめが続いていたとされる。

2020年11月以降、席替えの際に、教師も立ち会った場で別の生徒が「(自殺した生徒)と近くの席は嫌だ」と訴えて席替えのやり直しを求め、その要求がごり押しされる事案があったという。

2021年2月にもいじめアンケートが実施されたが、生徒はこのときにはいじめ被害を訴えなかった。

生徒は2021年2月11日、自宅で自殺を図り死亡した。遺書などはなかったという。

学校側の対応の検証を

報道では第一報の段階とはいえども、報道で指摘された範囲で判断する限り、この間の学校側の対応については不十分な点があったのではないかと疑問に思わざるをえない。

席替え事件などは、いじめが続いていることをうかがわせるのに十分な案件である。これについての対応のまずさも生徒を追い詰める一因になってしまったのではないかという気がしてならない。また、自殺前日のアンケートの記入内容についても、生徒が追い詰められていた心理状態を示しているような印象も受ける。

野々市市教育委員会は第三者委員会を設置して調査をおこなうとしている。ていねいな調査が望まれている。

(参考)
◎【石川】いじめ相談の中1死亡 野々市市 第三者委設置へ (中日新聞 2021/3/17)

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