兵庫県宝塚市立中学校「体罰」事件、加害元教諭に有罪判決

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兵庫県宝塚市立長尾中学校柔道部顧問だった男性元教諭(懲戒免職)が2020年9月、柔道部員の生徒を指導・制裁目的で執拗に投げ飛ばすなどして重軽傷を負わせた事件で、神戸地裁は2021年2月15日、同元教諭に懲役2年・執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

この事件は、柔道部に差し入れられたアイスクリームを部員が勝手に食べたとして、柔道有段者でもある元教諭が柔道初心者でもある生徒2人に執拗に投げ技をかけるなどして、1人に背骨骨折の重傷、もう1人にも軽傷を負わせたという事件だった。

兵庫県教育委員会は、事件の状況が悪質だったことに加え、当該元教諭が過去にも複数回にわたり、いわゆる「体罰」・生徒への暴力行為をともなう不適切指導で懲戒処分を受けていたことなどを加味し、2020年11月24日付で元教諭を懲戒免職にしている。

元教諭は事件を認めた上で、「懲戒免職で社会的制裁を受けた」などと訴えた。

事件の状況を考えれば、執行猶予付だとはいえども有罪判決が出たことは当然ではある。極めて悪質な暴力行為であり、学校での生徒指導にはふさわしくないことである。

当該元教諭の刑事責任はこのような形で判断されたものの、学校としては同様の事件が起こらないような対策を取っていく必要がある。

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