名古屋市立中学校「トーチトワリング」でやけど、指導教師を書類送検へ

名古屋市立守山東中学校(名古屋市守山区)で2019年7月、野外学習で披露する「トーチトワリング」の練習中に、2年(当時)の男子生徒の衣服に火が燃え移り大やけどを負う事故があった。

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この事故について、安全対策が不十分だったとして、愛知県警は2021年2月1日、当時指導にあたっていた男性教諭(53歳)を書類送検する方針を固めた。

容疑を認めているという。

「トーチトワリング」は、キャンプファイヤーなどで火の付いた棒を振り回して演技するものだという。

愛知県の学校では1970年代以降、野外学習のキャンプファイヤーなどの際におこなわれてきたとされている。愛知県内の教師が、キャンプファイヤーの点火の際、愛知県発祥の手筒花火の点火を参考にアドリブで点火トーチを振り回すパフォーマンスをしたことで、自然発生的に県内の学校に広まったといわれている。

名古屋市ではこの事故発生以前は、安全対策のマニュアルを作成した上で実施を推進し、すべての市立中学校と約半数の市立小学校でおこなっていたとされる。一方で事故も発生している。2019年7月の事故のほか、2018年には名古屋市立小学校で事故が発生したと指摘されている。

2019年の事故を受け、名古屋市教委は各学校に対して「トーチトワリング」の中止を求めている。

火を振り回すなどの演技は、危険度が高いものであり、生徒にさせるようなものではない。教諭個人の刑事責任を問うだけでなく、学校組織としての対応をきちんとおこなっていくことが必要だといえる。

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