新型コロナ「二次試験入試方法変更控えるべき」文科省が見解

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国公立大学の二次試験で複数の大学が「新型コロナウイルス感染状況の拡大によっては入試を取りやめる可能性がある」と予告していることを受け、文部科学省は、1月25日の出願開始後に入試方法の変更を決定するのは控えるべきだとする見解を出し、各大学に通知した。

「受験生に多大な不利益を与えるおそれがある」と指摘した。

二次試験をめぐっては、宇都宮大学ですでに二次試験の中止を発表し、筆記試験を課す予定だった学科・専攻では共通テストの対応科目を二次試験の点数に換算して読み替える形で、また小論文や実技試験を課す予定だった専攻では論作文や実技動画の提出で判定するとしている。

二次試験の個別試験を中止:宇都宮大学
宇都宮大学(栃木県)は2021年1月21日、新型コロナウイルス感染状況が拡大・悪化している状況を考慮し、2月下旬より実施予定だった二次試験の個別学力検査を全5学部ともに中止し、大学入学共通テストの成績などで合否判定をおこなう方針を明らかにし...

また、広島大学や信州大学(一部学部)などでは、感染状況次第では二次試験を中止し共通テストのみで判定することもありうると予告している。広島大学では「同大学キャンパス(広島県内の2ヶ所)で試験が実施できないと判断した場合」、信州大学では「現時点で2月7日までとされている政府の緊急事態宣言が、2月8日以降にいずれかの都道府県で発せられている場合・延長された場合」に二次試験中止を検討するとしている。

感染状況拡大については深刻なものであるし、感染拡大防止のためにあらゆる策をとる必要があるのはいうまでもない。しかし入試方法の直前の急な変更では、受験生に不利益や負担をかけるという、別の意味で深刻な事態が生じるおそれも捨てきれないということになる。

感染拡大と受験生に不要な混乱を招かない方策を両立するのは難しい面もあるかもしれない。それでも、できるだけ受験生の負担にならないような方策を模索することが必要になる。

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