二次試験の個別試験を中止:宇都宮大学

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宇都宮大学(栃木県)は2021年1月21日、新型コロナウイルス感染状況が拡大・悪化している状況を考慮し、2月下旬より実施予定だった二次試験の個別学力検査を全5学部ともに中止し、大学入学共通テストの成績などで合否判定をおこなう方針を明らかにした。

二次試験で学力試験を課していた学科では、二次試験で科す予定だった科目の点数について、共通テストでの当該科目の点数を二次試験の配点相当に換算して読み替えた上で合否判定する。小論文などを科していた学科では、論作文の提出を求める。体育・音楽・美術の実技試験が実施される専攻では、専攻実技に関する動画の提出を求める。

論作文や実技動画の詳細なテーマについては、1月28日に大学ウェブサイトで公表するとした。

一方で「下野新聞」によると、高校関係者や予備校関係者からは、共通テスト終了後に二次試験中止が発表されたことについて、「仕方がない」とする見解もある一方、「個別学力検査がなくなることで、受験対策や学力向上に支障が出る」などと驚きや戸惑いも出ているという。

大学側は共通テスト実施前の1月13日付で、「この時点では通常通りの実施を予定しているが、感染拡大状況次第では二次試験中止も検討している」という予告を出している。とはいえども、急な変更であることは否めない。

急な変更では、驚きや戸惑いがあるのは当然ではある。共通テスト終了後というタイミングでは、1月下旬から始まる出願選択にも影響を及ぼしかねないということも想定されることは否めない。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している状況では、大学側が感染拡大防止を図ってこのような決断をしたことは、やむを得ないのかもしれない。