三重県立高校教諭不適切発言疑惑、生徒は「お前が来たで、危ないからマスクする」といわれたと訴え

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三重県立高校の教諭が、3年女子生徒に対して、家族に新型コロナウイルスのPCR検査を受けた人がいることを知り、そのことを踏まえて「お前が来たでマスクする」などと発言したとされる問題。

新型コロナ、生徒に対して差別的と受け取れる発言:三重県立高校教諭
三重県立高校の教諭が生徒1人に対し、新型コロナウイルスに対する差別的な発言をおこなったと指摘されていることがわかった。被害生徒は学校への不信感から数日欠席したという。 事件は2020年10月2日に起きた。3年の生徒1人に進路指導をした...

この問題では、三重県教育委員会が2020年12月18日付で報道発表をおこなった。しかしその一方で当該生徒が2020年12月21日までにマスコミ取材に応じ、県教委の発表は不十分だと訴えている。

生徒によると、「お前が来たで、危ないからマスクする」といわれたとしている。県教委の発表では「危ないから」の部分が省略されて発表されたことに疑問を持っているという。

さらに、「最近私が来たら嫌がる人がいる」と生徒が話したところ、教師は「そりゃそうだろう」と発言したとも訴えている。

また生徒は、別の教師から「当該教師も苦しんでいるからわかってあげて」などと声をかけられたとも訴えている。その発言についても、当該教師のことばかりで生徒側の立場に立っていないと感じたという。

三重県教委は「当該教師にも聴き取ったが、本人は『危ないから』と発言した記憶がないなどと話したことなどから、明確な確認が取れないと判断した」などとして、報道発表のような形での事実認定をおこなったとしている。

生徒側の主張によると、当該教諭の発言は、報道発表で示された内容よりもさらに悪質だということになる。これはもはや差別だと言われてもおかしくない、少なくとも生徒や関係者の心情を著しく傷つける不適切発言ではないか。

三重県教委は、再調査は断念した、教諭への文書訓告処分も見直す予定はないとしている。しかし再調査が必要な案件ではないか。