福岡県立高校いじめ自殺、遺族側が提訴

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福岡県久留米市の福岡県立高校2年だった男子生徒が2018年6月、所属していた野球部でいじめを受けて自殺した事件で、遺族が加害生徒6人を相手取り損害賠償と謝罪を求める訴訟を、2020年10月22日付で起こした。

2020年12月18日に福岡地裁久留米支部で第1回口頭弁論があり、被告側は請求棄却を求めた。

この事案は2018年6月22日、当時2年だった男子生徒が自殺したものである。当該生徒は、野球部で同学年だった生徒6人の実名を記した上で、「毎日色々言われてもう限界やった」「生きているだけで苦痛だったよ」とするメモを残していた。

第三者委員会が調査をおこない、加害生徒6人が「ズボンを下ろす・携帯電話を隠す」などこの生徒へのいじめをおこなっていたことや、いじめと自殺との因果関係を認定した。

しかし加害者側は、遺族との面談の際に「当該生徒とむしろ親しくしていた」などと発言するなどし、いじめを全面否定した上で謝罪もなかったという。

加害者のうち3人は暴力行為等処罰法違反容疑で福岡地検久留米支部に書類送検され、地検支部は3人を家裁支部に送致したものの、最終的にはいずれも少年審判で不処分となっている。

生徒を自殺に追い込むほどのいじめをおこなっておきながら、いじめを否定し、むしろ仲良くしていたなどと居直るような態度を取るということはおかしいのではないか。訴訟では、適切な判断を願うものである。