仙台市いじめ心中:調査部会が父親への調査の際に心情を傷つける発言か?

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仙台市泉区で2018年、母親と小学校2年の女子児童が無理心中し、背後には児童が学校でいじめられていたことで親子とも追い詰められていたと指摘された問題があった。

仙台市立寺岡小学校いじめ事件
宮城県仙台市泉区の仙台市立寺岡小学校で2018年に発生した、小学校2年の女子児童へのいじめ事案。当該児童と母親はいじめによって体調を崩し、無理心中につながったと指摘されている。いじめの経過当該児童は1年だった2018年3月頃から、同学年の女

この事件について、児童へのいじめを調査していた仙台市の調査部会関係者から遺族側に対して侮辱的な発言があったとして、遺族が当該発言をおこなった委員を解任するよう求めていると、2020年12月2日に報じられた。

児童の父親は2020年11月下旬、調査部会からの聴き取りを受けた。その際に対応した調査部会長が「娘の欠点は何か?」と発言したという。父親はその発言を「侮辱的な質問」と感じてショックを受けたとしている。また父親は、調査部会の進め方についてもかねてから不満を持っていたという。

当該発言をしたとされる部会長は、「聴き取りの具体的内容については公開しない」とした一方で、「不快な思いをさせてしまったなら申し訳ない」とする見解を出したという。

いじめが背景にあると指摘されているにもかかわらず、いじめ被害者側の関係者に不満を持たせたり、侮辱的だと感じさせるような調査方法では、いじめの解明にも支障が出かねないことにもなる。被害者側・遺族側に寄り添ったていねいな調査が強く望まれる。

(参考)
◎いじめ調査で「娘の欠点は何?」発言か 遺族が解任要求(朝日新聞 2020/12/2)