広島市立中学校いじめ自殺訴訟:市側は請求棄却求める

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広島市立五日市観音中学校(広島市佐伯区)3年だった女子生徒がいじめを苦にして自殺した案件で、遺族側が「学校の対応に問題があった」として広島市を相手取り約5000万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が、2020年9月29日に広島地裁で開かれた。

広島市立中学校いじめ自殺、遺族側が提訴
広島市佐伯区の広島市立五日市観音中学校3年だった女子生徒が2017年に自殺した事件で、「いじめをめぐる学校の不適切な対応が自死につながった」として、生徒の遺族が広島市を相手取って約5000万円の損害賠償を求めて提訴していたことが、2020年...

広島市教育委員会は、「認めるべきところは認める」とは言及したものの、「遺族側の主張は、広島市教委として把握している内容と異なる点もある」「広島市の責任の割合や予見可能性の有無など、学校の対応に違法性があったのか、裁判所の判断を仰ぎたい」などとして請求棄却を求めた。

この事案は2017年7月に発生した。当時3年の女子生徒が校舎から飛び降り自殺したものである。小学生時代からこの生徒へのいじめがあったと指摘され、中学校3年進級後にはいじめが激化していたと指摘された。

広島市教育委員会の第三者審議会ではこの生徒へのいじめがあったことを認定し、自殺の主な要因となったと結論づけている。

広島市立中学校生徒自殺「いじめが主な原因」、報告書を答申
 広島市立五日市観音中学校(広島市佐伯区)3年だった女子生徒が2017年7月に自殺した問題で、広島市教育委員会が設置した第三者審議会は12月28日、生徒へのいじめが自殺の主な原因となったとする報告書を答申した。 事案の経過  生...

いじめがあったことは疑いようがないものとなっている。できるだけ早期に、よい形で解決されることが望まれる。