道徳で「日本教科書」採択:千葉県東葛飾東部採択地区

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千葉県の東葛飾東部採択地区(柏市・我孫子市・鎌ヶ谷市の3市で構成)で2021年度から使用される予定の中学校教科書について、道徳では「日本教科書」を新規採択していたことが、2020年9月1日までにわかった。

千葉県教育委員会が同日までに、県内の各採択地区と県立学校について中学校教科書採択状況を公表した。

「日本教科書」の道徳教科書は日本教育再生機構・日本会議につながる執筆陣が執筆しているとされ、極右的な内容を記している。出版社の背景には、ヘイト勢力とのつながりもあると指摘されている。

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2018年中学校道徳教科書採択:「日本教科書」の参入
2018年中学校道徳教科書採択には、新規の出版社として「道徳教育専門」と銘打つ「日本教科書株式会社」が参入した。この会社については、反動的・復古的な内容を記載しているとして、警戒されてきた。教科書会社設立の背景「日本教科書」はこれまで他教科

同教科書は前回2018年採択の際に初参入し、教材の内容が「自己責任論の押しつけ、長時間労働の肯定、ジェンダーロール固定、排外主義や差別などにもつながりかねない内容がある」などとして批判を浴びていた。

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また同教科書では、教材配列についても難があると指摘されている。

2018年採択では、「日本教科書」は公立では3採択地区のみにとどまった。

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今回2020年版では、教材の内容を一部改訂したものの、基本的には2018年版を大筋で踏襲している。前版で問題となった教材のほとんどが、改訂版でも引き続き掲載されている。

今回2020年採択では、判明分では栃木県大田原市(継続採択)に次いで2地区めとなる。東葛飾東部地区では、従来の学校図書から採択替えされる形で新規採択されたことになる。

もとより道徳を教科として教科書で教えること自体が、道徳教育の性質上「価値観の刷り込みにつながりかねない」という重大な困難を伴うものではある。よりによって「日本教科書」という特に極端な教科書では、道徳性の育成という点には問題が出てくる。

こんな教科書をなぜ採択したのか。

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