大阪市立の工業高校・定時制高校、大阪府移管後に統廃合を打ち出す

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大阪府教育委員会が2020年8月31日に審議し素案を確認した、大阪市立の高校22校(開校予定の1校含む)を2022年度に大阪府に移管する構想。

この構想では、現大阪市立の工業高校3校を大阪府移管後に統廃合することや、夜間定時制単独設置高校2校をそれぞれ全日制高校に統合することが盛り込まれている。

現市立工業高校再編計画:泉尾工業・東淀工業・生野工業

大阪府の計画によると、現在の市立工業高校5校中、泉尾工業高校(大正区)、東淀工業高校(淀川区)、生野工業高校(生野区)の3校を大阪府移管後に募集停止し、3校を統合再編する形で新工業系高校を新設したいとした。

3校の工業高校はそれぞれ歴史があり、大阪の地域に根ざした教育活動をおこなってきた。大阪府によって乱暴につぶされることにもなってしまう。

都島第二工業高校・第二工芸高校の廃校計画

大阪府は、現在の大阪市立夜間定時制高校の都島第二工業高校(都島区)・第二工芸高校(阿倍野区)の2校を、大阪府移管後の2024年度に廃止するとした。

都島第二工業高校は都島工業高校定時制課程に、第二工芸高校は工芸高校定時制課程に、それぞれ再編される構想となっている。2校とも廃止・再編後は総合学科を設置する。

「学校つぶし」の構想になっている

大阪市立の高校は、維新市政・府政の策動により、大阪府への移管は「無償譲渡」が構想されている。

そもそも市立と大阪府立の高校の間に「二重行政」はない。しかし大阪維新の会が、何でもかんでも「二重行政」と難癖を付ける態度や、教育軽視の姿勢で、「大阪都構想」の動向に関わりなく大阪市立の高校を府立に移管すると強引に進めてきたものである。

そして大阪府の側は、現在の市立の高校を、大阪府移管後に廃止するという計画。こんなめちゃくちゃなことがあるのか。