猛暑のため学校再開予定日を臨時休業に、夏休みを1日延長:愛知・豊田市

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愛知県豊田市立小中学校は8月20日からの学校再開を予定していたが、記録的な猛暑が続いていることを受け、市立小中学校の半数が20日を臨時休業として夏休みを延長することを決めた。

日本列島では、8月半ば頃から平年より気温が著しく高い状況が続いている。最新の天気予報では、8月19日の豊田市の最高気温は37度で、8月20日も気温が著しく高い状況が続くとされている。21日以降には落ち着くとみられているものの不確定な状況もある。

豊田市教育委員会では、気温が著しく高くなると予想されていることや、休み明けで体が慣れていないこともあり、「熱中症の危険性を考慮した」として8月19日時点で約半数の学校が、20日の臨時休業を決めた。21日以降は未定としている。

豊田市では、平年を著しく上回る記録的な猛暑となった2018年7月、市立小学校の児童が校外学習から帰校後に熱中症で死亡する事故が発生している。事故のあった日も、朝から30度を超える状況で、最高気温が37度にまで上がった日だった。

愛知県豊田市立小学校熱中症死亡事故
愛知県豊田市立梅坪小学校で2018年7月、校外学習から学校に戻ってきた1年男子児童が校内で意識不明になり、直後に熱中症で死亡した事故。学校での熱中症事故や教室でのエアコン設置に関する問題がクローズアップされた。事故概要同校では2018年7月

2020年は新型コロナウイルスによる臨時休校が4月・5月にあったことで授業時間数の不足が懸念され、夏休みを短縮して8月の早い時期から学校を再開する事例も全国的に相次いでいる。しかし気温が平年以上に上がっていることに加え、マスクなどの影響もあり、熱中症の危険性も指摘される状況にもなっている。

教室では冷房設備が付いているところがあっても、登下校時の状況が懸念される。臨時休校の判断をおこなったのは、一つの選択肢としてありうるのではないかと考えられる。

(参考)
◎猛暑のため夏休み1日延長 愛知・豊田の小中学校の半数(朝日新聞 2020/8/19)