青森県私立高校生自殺、第三者委員会は「いじめ」認定せず

スポンサーリンク

青森県の私立八戸学院野辺地西高校2年だった男子生徒が2019年1月に自殺し、背後にいじめがあった可能性が指摘されている問題で、学校側が設置した第三者委員会は2020年7月30日に報告書をまとめ、学校側に提出した。

報告書では、いじめがあったとは認めず、生徒の自殺は失恋が原因だと結論づけた。

生徒の死後、生徒の教科書から「死ね」と書かれたメモが見つかったという。報告書ではメモの存在は認めながらも、「記述を文字通り捉えて深刻に受け止めたものとも、何らかの苦痛や嫌悪感を抱いたものとも認められない」などとして、いじめにはあたらないとした。

「生徒が帰宅した際、着ていた服に蹴られたような足跡が付いていた」という家族の証言については、客観的証拠が存在しないとして退けた。

その上で生徒に複数の交際経験があったことを持ち出し、度重なる失恋に原因を求める結論を出した。

いじめを認めたくない、曖昧にしたいという意図が先にあったのではないかとも疑われる。調査結果には疑念を感じる。