増水時に川のそばで校外学習、「不適切」と指摘:広島市の小学校

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広島市安佐南区の市立小学校で、大雨洪水警報が出て川が氾濫注意水位近くまで達していたにもかかわらず、川のそばで校外学習をおこなっていたことがわかった。

広島市教育委員会は「不適切指導」として学校に注意をおこなった。

報道によると、2020年7月14日、教員4人が5年児童約80人を引率し、太田川放水路の土手を徒歩で移動してポンプ場を見学する校外学習を実施したという。

広島市では当時大雨洪水警報が出ていた。校外学習実施時には雨は止んでいたが、太田川放水路は直前まで氾濫注意水位を超えていた。

学校側は「水位が下がる傾向にあった」と判断して校外学習実施に踏み切ったものの、実施時に氾濫注意水位は下回っていたものの水位は高い状態で、水位は約5メートルあり河川敷は見えない状況だったという。

目撃者と思われる匿名の連絡が広島市教育委員会にあり、事態が発覚した。また学校にも、保護者から不安視する意見が寄せられたという。

この校外学習実施は、あまりにも軽率なものだったと言わざるをえないものとなっている。増水時の川に近づけることで事故のリスクを増すことになるうえ、増水時の川に近づかないという防災教育の観点からも非常にまずいことになってしまっている。安全や防災の観点にもしっかりと注意を払っていく必要がある。