教師4人が生徒の髪を黒く染める:千葉県立高校

千葉県立高校で2020年6月、教員らが1年女子生徒の髪を「髪の毛の色が目立つ」としてスプレーで黒色に染めていたことがわかった。

千葉県議会で2020年6月29日、議会質問でとりあげられて明らかになった。

当該女子生徒は中学校時代に髪を脱色していたとされる。当該校では学校再開後の2020年6月1日に学校側が頭髪検査を実施し、この女子生徒について「髪の毛の色が目立つ」として、1週間後までに黒く染めるよう指示した。

2020年6月9日、「髪の毛の色が直っていない」と判断したとして、教員4人がかりでこの生徒の髪を黒く染めた。

生徒は事件後、欠席や遅刻を繰り返す状態になっている。

県議会の質疑では、県教委の担当者は指導について「本人の同意を得ており妥当」とする見解を述べた。しかしその一方で生徒は、「教員4人に取り囲まれて無理やり同意させられた」と訴えている。

そもそも、このような指導が必要なのかという根本から問われなければならない。髪の毛の色に介入・干渉する事自体が人権侵害という観点から、問題をとらえる必要がある。教師が一方的に髪を染めるなど、論外といっていい。

学校での髪の毛の黒染め強要で問題になったケースは過去にも多数あり、ニュースなどでも大きく取り上げられたこともある。いまだにこういうことをしているのかというのに驚きを禁じ得ない。