福井県池田中学校生徒自殺「教員の不適切指導が原因」遺族が提訴

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福井県池田町立池田中学校で2017年3月、当時2年だった男子生徒が自殺したのは教員らの不適切指導が原因だとして、生徒の遺族が2020年6月15日、福井県と池田町を相手取り約5500万円の損害賠償を求めて福井地裁に提訴した。

この生徒は、担任だった男性教諭や副担任だった女性講師から、しばしば威圧的な叱責を受けていたことが指摘されている。

担任は、当該生徒が生徒会役員を務めていたことで、生徒会活動に関する注意・指示の際にしばしば威圧的な態度をとっていた。他の生徒も「見ているだけで怖い・ひどいと感じた」と証言するほどだったという。同僚教員も見かねて諫めたものの、担任は「そこまでしなければわからない」「手加減している」などと返答したという。

また副担任についても、生徒の発言を遮って一方的に言い訳と決めつけるなどの行為もあった。

福井県池田中学校生徒自殺事件
福井県池田町立池田中学校2年だった男子生徒が2017年3月に自殺し、背景に教師からの強い叱責があったとされている問題。事件の経過池田中学校2年の男子生徒は2017年3月14日朝、校舎から飛び降りて自殺した。生徒は当日朝8時頃に登校し、朝学習

遺族は教員らの言動について、生徒理解に欠けたもの、懲戒権を逸脱したもので違法だと訴えている。

法的にどう判断されるかは現時点では不透明だが、少なくとも当該教員らに適切さを欠いた行為があったことは重く受け止めなければならない。