仙台市立館中学校いじめ自殺訴訟:市が和解金200万円を専決処分

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仙台市は2020年6月9日、市立館中学校で2014年に発生したいじめ自殺事件の訴訟について、被害者側との和解が2020年3月23日に仙台地裁で成立し、和解金200万円を専決処分で支払ったと市議会に報告した。

生徒は2014年に同校に入学したが、同級生から中傷されるなどのいじめを受け、2014年9月に自殺した。第三者委員会の調査では、日常的ないじめが自殺につながったとされた。

遺族側が2016年、特に関与度合いが高いと判断された生徒8人と仙台市を相手取り、仙台地裁に約5500万円の損害賠償を求めて提訴していた。

仙台市立館中学校いじめ自殺事件
宮城県仙台市泉区の仙台市立館(やかた)中学校1年だった男子生徒が2014年9月、いじめを苦にして自殺した事件。自殺の事実関係は1年後の2015年に明らかにされた。事件の経過仙台市立館中学校1年だった男子生徒は2014年、同級生からのいじめを

仙台地裁では和解を勧告し、和解が成立した。

和解成立で法的には一区切りとはなる。その一方で、遺族の苦しみは消えることはないとも想像される。

また仙台市では同時期、生徒のいじめ自殺事件が相次いで問題になっている。いじめに対して、初期のうちにきちんと対応できるような体制を作り重大事態にまで至らないようにさせる方策を考えていくことが、課題となってくる。